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アイテム「神話辞典」で見ることができます。神話辞典はトランティア城最上階の本棚にあります。
ゼウス
神々の王。地上の支配者。
全能の神ゼウスは世の中の全ての出来事を知っていると云われている。
性格は厳しく時には人間に過酷な試練を与える事もある。
敵も味方も超越した存在である。
ハデス
死者の国 冥界の王。ゼウスの兄。
ゼウスの事を疎ましく思っているので隙があれば地上に災いを引き起こそうと考えている。
しかし普段は美しい自然の秩序を重んじる厳格な神である。
ポセイドン
海の王。ハデスの弟でありゼウスの兄。
ハデスと同じくゼウスのやり方が気に入っていない。
ポセイドンは気まぐれである。些細な事で気分を害して怒る。
海が荒れるのはポセイドンの怒りの現れである。
ヘルメス
旅人の守り神。旅人はヘルメスへの感謝を忘れてはいけない。
世界中に立てられたヘルメス像を見かけたら必ず挨拶をしておくべきである。
幾度となく助けてくれる筈である。
ヘーラー
ゼウスの妻であり過程の守り神。やきもち焼きの女神として知られている。
ヘーラーに嫌われた者は幸せな家庭生活を営むことは困難となる。
ヘーラーの怒りはゼウスをも恐れさせるほどの凄まじさである。
ヘパイトス
職人の神様。
ヘパイトスに見込まれた者は立派な職人になることが出来るという。
あまり知られていないがビーナスの夫である。
ビーナス
美しい者の守護者であり自らも大変美しい女神である。
時々他の女神達と美しさを競い合い険悪な空気を作り出してしまう。
美しさからくる自信からか大変気が強い女神である。
アレス
戦いの神様。頭を使った戦略的な戦いよりも一気に畳み掛ける力の戦いを得意としている。
そのために簡単なワナにあっさりひっかかり恥をかいてしまうことも少なくない。
アテナ
知恵の女神であると同時に戦いの神。
その戦いぶりは知恵の女神の名に恥じない。
アレスとの戦いでもしばしば勝利を収める。
知恵を何よりも尊いものと考えるギリシアの人々にとっては大切な女神である。
アポロン
太陽の神。音楽などの芸術の神。
青春の象徴としての神など様々な面から崇められている。その結果多くの芸術家達が
彫刻や絵画などでアポロンの姿を再現しようと試みるようになった。
しかしアポロン自身は人間の創造の域を越えた美しい青年の姿をしている。
アルテミス
月の女神にして狩猟の女神。活発な少女の姿で森を駆け巡る。
その潔癖な性格から時には無慈悲な行為をしてしまうことがある。
狩人はアルテミスの姿を見かけたら気をつけなくてはならない。
デメーテル
農業の神様。大地に根を張る植物がすくすくと育つのはデメーテルの優しさと喜びの現れである。
その反対に冬にはほとんどの植物が枯れてしまう。これはデメーテルの悲しみの表れである。
バッカス
ぶどう酒の神様。人間にぶどう酒を送った神様である。
ぶどう酒は人間を幸福にするかそれとも不幸にするのか。
バッカスの贈り物は大昔より議論の的になっている。
どちらにしてもバッカスの贈り物は多くの人間に親しまれており
そのおかげでバッカス自身も人気の神様である。
モイライ
クロートー・ラケシス・アトロポスの3人の年老いた女神達のこと。
人間の運命の糸を司る。
ラケシスは糸を与えクロートーは糸を紡ぐ。
アトロポスは糸を断ち切る。
 
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